「外出前」1998年
「砂を握って」1987年

佐藤昌祐氏は、大正9年酒田市に生まれ、旧制琢成第一小学校、酒田中学と進み、昭和12年東京美術学校(現東京芸術大)に進学。在学中は南薫造に師事します。卒業後兵役につき、復員とともに山形師範学校(現山形大学地域教育文化学部)助教授として後進の指導にあたられました。昭和26年に東京での本格的な絵画制作のために山形大学を退職。上京後は美術団体展や個展等で作品を発表されました。昭和34年に同志とともに洋画の公募美術団体「蒼騎会」を創立。創立当時からその代表者として活躍し、全国規模の美術団体へ育て上げました。また、製作でも蒼騎展を主な発表の舞台とし、第18回蒼騎展出品作「猫の来る庭」で文部大臣賞を受賞するなど高い評価を受けています。平成17年に当館で開催された展覧会後に氏より酒田市へ22点の作品を寄贈していただきました。

「人形のある静物」1986年
「猫の来る庭」1978年