9月3日(土)、酒田市美術館・土門拳記念館共同企画「2つのまなざし 江成常夫と土門拳 ーヒロシマ・ナガサキー」が開幕し、関連イベントとして記念フォーラム「江成常夫と土門拳が写した被爆」を東北公益文科大学公益ホールで開催しました。
本フォーラムは、第一部 江成常夫氏による基調講演、第二部 土門拳の弟子である藤森武氏と堤勝雄氏の対談、第三部 パネルディスカッション(江成氏、評論家・佐高信氏、土門拳研究家・阿部博行氏、美術館館長・石川好氏による)の3部構成で実施しました。江成氏の写真家としての歩みや、弟子から見た土門拳の一面、「被爆」をめぐる写真について討論する大変貴重な機会となりました。
会場には約100人の方が参加くださりました。
また、本フォーラムに先立ち、創設当初から現在まで土門拳文化賞の審査員を務め、写真文化の振興に貢献下さった写真家・江成常夫氏のさかた文化財団名誉顧問顕彰式を行いました。共同展「2つのまなざし 江成常夫と土門拳 ーヒロシマ・ナガサキー」は10月16日(日)まで開催しております。会期中無休で開催しております。皆様のご来館をお待ちしております。