- 作家名
- 國領 經郎(こくりょう つねろう)
- タイトル
- 赤い服のA子
- 制作年
- 1954
- 技法・材質等
- 油彩、キャンバス
- サイズ(cm)
- 145.0×112.0
- 備考
作品解説 |
モデルは昭子夫人。赤いワンピースが目を引くが、國領は洋裁が趣味で、夫人の服もよく縫っていた。人物の背景には画家の絵筆やイーゼル、手前の机には指輪とネックレスなどの装飾品が確認できる。この時期は、ナビ派のヴュイヤールに関心を示しており、落ち着いた色調や室内装飾にその影響が窺える。 國領はこの作品について、「写生による人物画の終わりであると同時に点描時代の始まりでもある」と語っている。点描時代の幕開けとなった貴重な作品である。 |
展覧会歴 |
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