- 作家名
- 舟越 保武(ふなこし やすたけ)
- タイトル
- 原の城Ⅰ(切支丹武士の最期)
- 制作年
- 1964
- 技法・材質等
- ブロンズ
- サイズ(cm)
- 高さ28
- 備考
作品解説 |
舟越保武(1912年 - 2002年)は、岩手県一戸町に生まれる。東京美術学校彫刻科に進み、佐藤忠良らと交流。昭和14年、新制作派教会会員。昭和25年盛岡でカトリックの洗礼を受け、以後キリスト教に題材を得た作品を多く制作した。 本作は、江戸時代初期の島原の乱をテーマに制作された。中空を見据え、もの言いたげな口の像からは、神の教えを信じ、戦いながら、幕府の巨大な力の前に討滅された、反乱軍の名もない武士の無念さが伝わってくる。 |
展覧会歴 |