- 作家名
- テオドール・ジェリコー(ておどーる・じぇりこー)
- タイトル
- ひげの男
- 制作年
- 不詳
- 技法・材質等
- 油彩、カンヴァス
- サイズ(cm)
- 29.5×24.0
- 備考
作品解説 |
ジェリコ―(1791-1824)はフランス・ロマン主義を代表する画家である。北仏ルーアンに生まれた。新古典主義の画家たちに師事するが、因習的な古典重視の教育に満足せず、ルーベンス、カラヴァッジオら過去の画家の作品に学んだ。2年間イタリア滞在後発表した「メデュース号の筏」(1819年)における死の恐怖、生への執着、劇的な明暗法が反響を呼んだ。1824年、落馬事故による合併症で死去。 ジェリコーは肖像画において、内面からにじみ出るその人間の本質まで明らかにするほどの表現力を発揮した。開き気味の口と伏し目がちの表情に、男の不安と、神経質そうな性格が表現されている。 |
展覧会歴 |