- 作家名
- 福沢 一郎(ふくざわ いちろう)
- タイトル
- 花
- 制作年
- 不詳
- 技法・材質等
- 油彩、紙
- サイズ(cm)
- 40.7×31.7
- 備考
作品解説 |
群馬県豊岡町に生まれた福沢一郎(1898-1992)は、東京帝国大学文学部在学中に朝倉文夫に出会い彫刻を学び、第4回帝展に彫刻作品「酔漢」が入選する。その後昭和13年に彫刻家を目指して渡仏したが、シャガールに惹かれ絵画に転向した。また、キリコやエルンストの作品に刺激を受け、シュルレアリスム的な作品を描くようになり、第16回二科展、第5回1930年協会展に作品を発表。日本にはじめてシュルレアリスムを紹介した。また、福沢一郎のシュルレアリスムに影響を受けた若い画家たちは多くいたが、その中には酒田市出身の斎藤長三がいた。 福沢は戦後、超現実主義の画風から転じ、次第に原始的な人間像を強烈な色彩とタッチで描くようになった。 |
展覧会歴 |