- 作家名
- 飯野 高拓(いいの たかひろ)
- タイトル
- ―ふんどし日和 冬―「富士讃頌(ふじさんしょう)」
- 制作年
- 2019
- 技法・材質等
- 写真
- サイズ(cm)
- 60.0×90.0
- 備考
作品解説 |
本作は山梨県富士山を背景に撮影された「ふんどし日和」シリーズの一作である。 「ふんどし日和」とは、布一枚で活性化を合言葉に、日本各地の美しい景色を広くアピールする活動である。2017年、桜の下で舞うふんどし姿のツイートが、3万件以上リツイートされSNS上で話題となった。 湖の水面に逆さ富士が映る、幻想的で美しい景色が画面いっぱいに広がり、画面中央では赤いふんどし一枚をまとった男性が躍動している。この作品は、美しい景観だけでなく、厳かな富士山と勇ましいふんどし姿の対比によって、身体を大きく使ったダンスパフォーマンスの魅力や写真の面白さも伝えている。 富士に雪の積もる12月、日の出を狙い撮影している。放射冷却現象の影響で写真の躍動感とは裏腹に、ふんどし日和の撮影で最も寒い撮影であった。 |
展覧会歴 |
|