・「生誕100年 高橋剛展」
高橋剛(1921~1991)は酒田市出身の彫刻家です。 バレエダンサーや裸婦像を主要なテーマに制作活動を行っていました。現在、酒田市美術館には高橋剛の作品が、石膏や木彫含め、約200点収蔵されています。
本展では、生誕100年を記念し、日展内閣総理大臣賞受賞作品《房総の女》やバレエダンサーのほか、様々なテーマの作品を紹介します。また、東京芸術大学美術学部(旧東京美術学校)の後輩であり、義理の息子でもある彫刻家・高橋浩史氏の作品も同時展示します。高橋家で脈々と受け継がれる彫刻の美しさをぜひご覧ください。
そのほか「佐藤公紀生誕100年特集」や「新収蔵品紹介」を同時開催いたします。
・「佐藤公紀生誕100年特集」
日本画家 佐藤公紀(1920~1997)の生誕100年を記念し、新田嘉一コレクションとして当館に収蔵されている作品9点を公開します。佐藤公紀は酒田市(旧松山町)に生まれ、美人画で有名な伊東深水に大きな影響を受けました。佐藤は、伝統の上に立ち、新しい息吹を感じる美人画を描きました。1991年には郷土松山町で第8回阿部次郎賞を受賞した庄内地域の代表的な日本画家のひとりです。
・「新収蔵品紹介」
近年当館に収蔵された作品を紹介します。当館には新田嘉一コレクションと酒田市ゆかりの作家を中心に800点を超える多くの作品が収蔵されています。今回は伊藤喜久井作品など7点の絵画を紹介します。
展覧会チラシはこちらから↓↓↓
酒田市美術館収蔵品生誕100年高橋剛展チラシ
☆関連企画
1⃣「高橋 剛の彫刻作品を描いてみませんか? 冬の酒美でデッサン会」 要予約
酒田市美術館収蔵品 生誕100年高橋剛展に出品されている高橋剛の彫刻作品を描きながら、彫刻作品を細部までじっくり観察し、鑑賞を深めてみませんか?ぜひこの貴重な体験を冬の酒田市美術館で!
※原則、当館スタッフによる技術的な指導は行っておりません。
日 時:① 1月30日(日)13:30~16:00
② 2月 6日(日)13:30~16:00
対 象:中学生以上
定 員:各回10名
参加費:無料(要観覧券又は年間券)
申込み:1月15日(土)午前9時より電話申込み(☎0234ー31ー0095)
持ち物:えんぴつ・練り消しゴム・画用紙・画板・イーゼル
※椅子を貸し出します。
※木炭、パン、プラスチック消しゴム、パステル等、粉や削りカスが出るものは一切使用できません。
また、シャープペンシルの使用は避けてください。
集合場所:美術館ミーティングルーム
デッサン会チラシはこちらから↓↓↓
高橋 剛の彫刻作品を描いてみませんか? 冬の酒美でデッサン会チラシ
2⃣「手で見る彫刻作品」
作家たちは、作品をつくるときに、「素材」に触れて、その質感を確かめながら新しい造形を生み出していきます。高橋剛の作品《踊り子》、《二十歳の女》、《スカーフの女》の3作品に触れて、素材を感じたり、彫刻作品を体感することができます。どんな表情をしている?つるつるしてる?ごつごつしてる?手で触れて、作品をさらに深く鑑賞してみましょう。
対 象:だれでも(※ビニール手袋をつけて彫刻作品を触ってみてください)
場 所:企画展示室
期間 | 2022年1月15日(土)~2022年2月6日(日) |
時間 | 午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分) |
観覧料 |
一般700(560)円、高校生350(280)円、中学生以下無料 ※( )内は団体料金 |
休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合翌日) |
主催 | 公益財団法人さかた文化財団 |
※作品画像の無断転載・複製を固く禁じます。