初期から近作絵本まで約200点の原画を展示
絵本画家・黒井健さん(1947~)の画業50周年を記念する個展を開催します。
新潟県出身の黒井さんは東京の出版社で絵本の編集に携わったのち、イラストレーターとして独立。1976年に初めての絵本『あめってあめ』(矢崎節夫・作)を出版して以降、新美南吉の『ごんぎつね』や『手ぶくろを買いに』、宮沢賢治の『猫の事務所』、間所ひさこの「ころわん」シリーズなど、300冊以上の児童文学や絵本の挿絵を描き続けてきました。また挿絵だけでなく自ら文章を書いた『ミシシッピ』などの画集も出版しています。
本展覧会では代表作のほか、初期に手掛けた貴重なカットから、出産を控えた母親を中心に人気の『うまれてきてくれてありがとう』のほか、本県出身の童話・絵本作家とともに作られた絵本『こすずめとゆき』(深山さくら・作)や『すずばあちゃんのおくりもの』(最上一平・作)などの原画約200点を展示し、長く愛され続けてきた黒井健さんの絵本の魅力に迫ります。
© Ken Kuroi
【関連イベント】
黒井健さんサイン会
日時:9月14日(土) ①10:30~ ②13:30~ ※各回40分程度予定
定員:各回先着40名
申込:ミュージアムショップにて、絵本をご購入の方に整理券を配布します。ご希望の方は受付にお申し出ください。お一人様一冊に限ります。
黒井健さん講演会
日時:9月15日(日)10:30~
定員:50名(指定席)
場所:展示ホール
費用:無料(但し、要年間券又は観覧券)
申込:当日午前9時より受付で整理券を配布します。
※スペシャルゲストとして山形県上山市出身の絵本・童話作家 深山さくらさんも登場します。
絵本・童話作家 深山さくらさんによる読み聞かせ
日時:9月15日(日)13:30~
定員:50名(自由席)
場所:展示ホール
費用:無料(但し、要年間券又は観覧券)
学芸員によるギャラリートーク(手話通訳付き)
日時:10月20日(日) 14:00~
費用:無料(但し、要年間券又は観覧券)
毎週木曜日は「こどものじかん」
毎週木曜日は、市内小学校のスクールプログラムの日です。展示室で子供たちがおしゃべりをしたり、スケッチをしたりして作品を鑑賞します。また、会場内に音楽が流れ、お子様連れのお客様も安心してご鑑賞いただけます。
※受付でベビーカーも貸出可能です。お気軽にお申し出ください。
オリジナルグッズ販売
※商品には限りがございます。
詳細
会 期 | 2024年9月14日(土)~11月3日(日・祝)会期中無休 |
時 間 | 9:00~17:00(最終入館は16:30まで) |
観覧料 |
一般1,200円(1,100円)、高校生600円(550円)、中学生以下無料 |
主 催 | 公益財団法人さかた文化財団 酒田市美術館 |
共 催 | 酒田市 |
協 力 | 黒井健絵本ハウス |
企画協力 | オフィス渋谷 |